GPD初の本格的なゲーミングPC GPD WIN Max登場

​構想から3年、いよいよ登場




​製品開発の背景

初代GPD WINから3年、GPD WIN シリーズ第3弾となる「WIN MAX」は、WIN/PS4/Xbox One のマルチタイトルになるような「AAA(トリプルエー)」超大作ゲームを「ポータブルで動かせる真のゲーミングPC」ということで開発をスタートさせました。

GPD WIN 2のプロセッサは、最新のAAAゲームタイトルを実行できるほど強力ではなく、また携帯性を重視しているため、キーボードの操作を犠牲にする必要があり、様々な種類のオンラインゲームをプレイするには少し不便でありました。GPD WIN2は革新的なゲーミングデバイスですが、「ゲーミングPC」と呼ぶには少し無理がありました。

上記を考慮して、完全に新しく開発をスタートしました。目標はポータブルの携帯性とゲーミングノートブックのグラフィックパフォーマンスを組み合わせたオールインワン製品です。

しかし、開発は難航いたしました。当初は2019年には発売できる予定が、非常に多くの時間がかかりました。なぜならば、今回のWIN MAXには省電力かつ強力なプロセッサが必要だったからです。

開発当初は、AMD Ryzen 5 2500Uの使用を検討し開発を続けてまいりました。しかしながら、インテル第10世代Ice Lake-Uのリリース後、我々はすぐに評価をいたしました。 10nmプロセス、15W TDP、4コア、8スレッド、2倍の数のトランジスタ(前世代比較)、および6MB L3キャッシュを搭載した製品を見つけました。この製品は全体的なパフォーマンスの点で、AMD Ryzen 5 2500Uより優れていると確信いたしました。

特に、Intelの第11世代Iris Plus Graphics 940は、低消費電力と熱放散を特長とする統合グラフィックチップとして、実際には3DMark 11で個別のグラフィックチップであるNVIDIA GeForce MX250とほぼ同等の性能を発揮します。GPD WIN MAXではIntelソリューションを採用することにしました。



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